自動車には様々な車の形(ボディタイプ)が存在します。軽自動車から大型トレーラーまでそれらは様々です。その中でも一般的なセダンについてお話したいと思います。
セダンは古くから存在し続ける基本的なボディタイプです。前から順番にボンネット(エンジンルーム)、客室、荷室の3つに空間が独立して存在している自動車です。まれに、後方にエンジンを設置し、前方にトランクルームをおいている車種があります。3室に別れていることから3BOXと呼ばれることもあります。町中を走るタクシーの多くはこのセダンタイプです。
セダンの語源は「sedre(座る)」という意味のラテン語に由来します。英国におけるセダンは「サルーン」と呼ばれます。
クーペは2ドア、2人乗りという点でセダンと大きく異なります。セダンと同様に3BOXで構成されたタイプと、リアウインドの一部が後方まで流れるように設計されたファストバックと呼ばれるタイプに分けることができます。
2人乗りで小型であることや、車高が低く積載量を犠牲にしながらも、走行性能が高い自動車が多い傾向にあります。
後方まで流れるように設計されていながら4つドアのある4ドアクーペも存在します。言うなればクーペ風のセダンでしょう。